大学体育会テニス部の1回生は砂利、2回生は奴隷、3回生は人間、4回生は神様ってホント?

今回は、僕の大学時代の話をしようと思います。

関西の私立大学に入学したジュリイは、大学に入ったら「サークル」というものに入って、楽しい大学生活をエンジョイするつもりでした。

入学式の時にもらった勧誘チラシの中から、イメージだけでテニスサークルを選びました。

まだ友達もいないので、不安な気持ちでサークルの練習コートに行き、久しぶりのテニスをして、その後も何度か練習に参加しました。

そのサークルでは、あまりテニスの上手い人を見かけなかったけど、きっと上級生は上手い人がいるのだろうと思っていました。

少しづつ友達もできて、居心地も良くなってきた頃に、そのサークルの部長が練習に遅れてやってきて、こう言い放ちました!

「あー・・・今日みたいな良い天気の日には、テニスなんかしないで昼寝でもしたいなー」

ジュリイ「はあ?どゆこと?」 ※発音はしていません 心の声です

しかし、こんな良い天気にテニスをしないテニスサークルって何なん?って思いました。

部長のその発言を境にして、このサークルには未来は無い!と思い、せっかく友達もできつつあったのですが、もっとやる気のあるサークルを探そうと、暇をみつけてはテニスコートを覗きに行くようになりました。

大学内にはテニスコートが2か所あり、ある日道路沿いのコートに行ってみると、テニスをしている集団がいます。しかも全員上手いではありませんか?

さっそく休憩時間にその集団のうちの一人に、聞いてみました。

その人は、日焼けしていて、気合が入っている感じでした。

ジュリイ:「どちらのサークルですか?」

代表の人:「いや、体育会ッス!」

カ、カッコいい!

しかもテニス上手い!

もう迷いはありませんでした。

次の日には入部することに決め、ラケットを持って体育会テニス部のコートに向かったのです。

が!

ここからが地獄の始まりです・・・。

自分の今までの部活テニスがどれほど甘かったか、思い知らされました。

まずは声出し

ずっと大声で「ファイト、ファイト∼!」

ほんとにずっとです。

1回生も練習は平等に参加できるのですが、先輩が打っている間はボール拾いです。

しかも、転がっていくボールを先輩に取らせてはいけない、というルールがあるので、超ダッシュで走って行き、砂煙を上げながらストップしてボールを掴み、またダッシュで戻ります。

先輩にボールを送る時はワンバウンドで、先輩が出している手に、ストライクで送らないと取ってくれません。

取ってくれないと、そのボールをまた自分で拾いに行きます(泣)

コート整備も1回生の仕事です。

先輩より早く来て、ブラシとローラーをかけて、ラインを掃きます。

練習は午後1時からなので、12時30分にはコートに来ていなければなりません。

大学の授業?

出席しません。

体育会なので午後は練習です。

もちろん土日は朝から練習です。

これが毎日続くので、毎日へとへと。

辞めていった1回生は数知れず。

残ったのはジュリイを含め6人だけでした。

そういえば、高校の体育の先生が言っていたな。

体育会というところは、1回生は砂利。2回生は奴隷。3回生でやっと人間になれて、4回生は神様だと・・・

その時にやっとその意味が分かりました。

俺たちは砂利なんだ・・・

踏まれても、投げられても痛みすら感じない、砂利なんだ・・・

何度辞めようと思ったか。

多分、1回生の全員が1度は心の中で思っただろうと思います。(笑)

しかし、自分だけこの地獄から抜け出すのは悪いし、自分より上手い人はたくさんいるし、何よりいくらでもテニスができる。そして上回生になって、偉そうにしてやる!

これは特に自分の大学だけが厳しい訳ではなく、もっと厳しいところもあるだろうと思いますが、当時のジュリイには経験したことの無い環境だったので、びっくりでした。

まあ、すぐに慣れましたけど。

今になって思えば、ダッシュでボールを追いかけストップし、しゃがんでボールを掴み、立ち上がって地面を蹴ってダッシュして戻る。

この一連の動きがそのままテニスに必要な足腰を鍛えることに繋がっている。

まだ体力や筋力の無い1回生にとっては最適のトレーニングだったのです!

でも、当時はそんなことは分からないし、そんな余裕も無く、ただ先輩に怒られるのが怖くて日々ボールを追いかけていたのでした。

続く

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