サーブ&ボレーヤーが活躍できない理由

男子プロ選手のシングルスはストローク全盛の時代です。

最近テニスを始めた方はその昔、ネットプレーヤーが大活躍した時代があったことを知らない方も多いのではないでしょうか?

ジュリイが硬式テニスを始めたのは高校入学と同時でした。

その当時は、ネットプレーヤーが多く活躍していた時代でした。

代表的な選手はステファン・エドバーグ。

金髪でスラッとしていてカッコ良かったのを覚えています。

力押しでポイントを取るようなテニスではなく、スピンサーブをコーナーに入れ、次の瞬間すでにネットに詰めています。

そしてお手本のような芸術的ファーストボレーをオープンコートに丁寧にコントロールし、相手を追い込んでポイントを取ります。

高校の先輩はサーブのテイクバックをエドバーグそっくりに真似していました(笑)

似ているのはテイクバックまでで、その先は全く似ていませんでしたが・・・(^^;)

とにかくサーブ&ボレーというプレイスタイルは当時のテニス界に定着していて、ネットプレーヤーは、かの有名なジョン・マッケンローを始め、エドバーグ、ベッカーなどの選手は主にサーブ&ボレーを主体としていました。

そして、ウィンブルドンを始めとしたグランドスラム大会でもサーブ&ボレーヤーが大活躍をしていました。

少し後に出てきた、名選手サンプラスが王者として君臨するまでは、球足の速いサーフェスのコートではサーブ&ボレーヤーが有利で、クレーコートや球足の遅いコートではストローカーが有利というのが定説になっていました。

ウィンブルドンではイワニセビッチやラフターという選手がネットプレーヤーの代表として頑張っていました。

もちろんストローカーも負けてはいませんでした。

その代表はアガシ、ヒューイットなどの選手になりますね。

サーブ&ボレーヤーが当時は大活躍していましたが、いつの頃からかサーブ&ボレーヤーより、オールラウンダーやビッグサーバーが活躍することが多くなりました。

何故サーブ&ボレーヤーが活躍できなくなったのか?

プレイスタイルにも流行があるのか?

一番の要因はラケットの進化にあります。

ラケットに新素材が使われ、その製法が進化し、ラケットの性能が向上していくとともに、それに反比例してサーブ&ボレーヤーが活躍できなくなっていきます。

ではラケットが進化するとプレイにどのような影響が出るのか?

ラケットの進化とは簡単に言うと、軽くて丈夫になるということです。

軽くて丈夫になると、反発力が上がり、ボールのスピードが上がります。

そして丈夫になるということは、ボールを打った時にラケットが変形しない、歪まないということ。

つまりスピンがかかりやすくなるということです。

これにより一番メリットがあったのがストロークであり、その結果としてストローク主体のプレーヤーが徐々に活躍するようになりました。

昔のネットプレーヤーはサーブで相手を崩し、ファーストボレーでさらに相手を追い込み、セカンドボレーでポイントを取るような流れがありましたが、現代ではサーブ&ボレーヤーがいない。

見かけたとしても、スピードのあるサーブで十分相手を追い込んでおいて、ボレーはフィニッシュするためのオマケ的な存在になってしまっています。

現代テニスでは少しでも甘いアプローチショットやファーストボレーを送ると、矢のようなスピードで、しかもスピンの効いたパッシングショットを打たれます。

しかもラケットの進化だけではなく、フットワーク技術の向上もあり、ネットプレーヤーが活躍しづらい状況となっています。

しかしジュリイ個人的にはネットプレーヤーは大好きです。

時代は繰り返すという言葉があります。

その言葉通り、ネットプレーヤーとストローカーがテニス界を二分するような時代が再び来ることを望んでいます。

おまけ

プロ選手は極限の世界で戦っているだけに、少しの差が結果に大きく響いてきます。

一般プレーヤーのレベルなら、まだまだサーブ&ボレーは立派な戦い方として通用します。

むしろ、相手にネットに立たれることに慣れていない人が多いので、ポイントを獲得しやすいと言えるかもしれませんね。

トライする価値は十分ありますよ!

こまめに更新しますので、また読んで下さいね。

ありがとうございました。

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コメント

  1. ジュリイ ジュリイ より:

    あつさん、こんばんわ~( ^^) _旦~~
    あつさんの新しいラケットって、何ていうラケットですか?
    もしかして、Wilsonのスピンラケット?
    あれはメチャクチャスピンがかかりますよ~(笑)
    あのラケットじゃなくても今どきのラケットは反発力もスピン性能もかなり進化していますからね。
    僕はぎりぎりウッドラケット世代ではないですが、カーボンも進化しましたね。
    >ダブルスも気のせいか並行陣より雁行陣をする人が多くなった気がします。。。
    確かにストロークでグイグイ来る人はいますよね。
    あつさんの得意なプレイスタイルはどんなですか?
    また聞かせて下さいね(^-^)

  2. あつ より:

    こんばんは。私も古い人間なので(?)サーブ&ボレーのゲームをする人が好きでした。

     ジュリィコーチがおっしゃる通り今のラケットってスピンがかかりやすくなってるのを強く感じます。私は十数年スクールに通っているのにも関わらずスピンが苦手でした。なかなかかからなかったんです。で、また古いラケットを後生大事に使っておりましたので(2006年製)ここにきて歳も上がって楽なラケットが欲しいと今年やっと新しいラケットを購入しましたら(え!今別にスピンかけてないよ)というときにさえかかってしまう気がします。もっとも自分でコントロールできないのは技術がないのかもしれないのですけど(笑)ラケットも本当に進歩したんだな~と改めて感心した時でした。

     ダブルスも気のせいか並行陣より雁行陣をする人が多くなった気がします。。。