テニス、ストリング(ガット)張り、プロの技を伝授してもらったので報告します!

とあるメーカーの専属プロストリンガーの講習を受けた時の事をお話したいと思います。

その方は、テニスのグランドスラム大会にも呼ばれるほどの腕の方で、興味深い話をたくさん聞かせて頂きました。

話のメインはストリングの張り方、注意点などで、その他にもいろいろと面白い話もあるのですが、

そのプロストリンガーがストリングを張る際に一番気をつけていることは、希望のテンション(引っ張り強度)で張り上げることは当然のこととして、

張り上げたラケットが、持っている性能を100%引き出せるように気を使っている、ということでした。

まず、ラケットをストリングマシーンにセットする段階が最重要で、これだけは長年の「技」によるもので、一朝一夕では身に付けることは難しいそうです。

簡単に言うと、ラケットをいかに変形させないように張り上げるか?

これにもの凄く神経を使っているようでした。

その技も一応伝授してもらいましたが、感覚の世界の話なので、毎日毎日、何年もストリングの張り替えを仕事としてやってきた方のようにいく訳もありません(汗)

それ以外にも、テンションが緩まないために気をつけるべきことも、たくさん聞きました。

このブログを訪れてくれた方の、何人の方がストリングの張り替え経験があるかは分かりませんが、せっかくなので、その一部を書いてみようかと思います。

<ラケットのセッティング>

まず、一番の肝、ラケットのセッティング時に、フレームの上下を固定するため、手動のネジを回すのですが、これを決してガチガチにしない!ということ。

これをガチガチにしてしまうと、フレームが上下に引っ張られて、歪みます。

逆に、隙間が空くくらいだと、メインストリングを張ると、フレームが左右に歪みます。

この調節が大変難しく、まさしく感覚の世界です!

<気をつけるべきポイント>

あと、もう一つだけ書くと、クロスストリングを張る時に、ストリングの先をフリーにしておくこと。

理由は、ストリングというのは基本的に捻じって作ってあります。

クロスストリングを引っ張る度に、捻じれが起こるのですが、ストリングの先をフリーにしておくことにより、毎回その捻じれを直すことができます。

これをしないと、クロスストリングの中で、

捻じれが強いまま引っ張った糸=固く締まった糸

捻じれが緩いまま引っ張った糸=自然な状態に糸

のようなことが起こり、結果的にスピンの掛かりが悪くなったり、打ち応えに影響が出たりすることになります。

プロ選手なら、これはすぐに分かるようです。

ストリングの張り上げは、スピードではなく、いかにテンションを正確に、ラケットを変形させずに張り上げるか?

僕の部下たちにもしっかり伝えていきたいと思います。

あなたの役に立つ記事を更新していきたいと思っています。

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