跳ねるスライスと、滑るトップスピン

ネットぎりぎりを超えて、ベースライン深くに入る、プロ選手が打つようなバックハンドスライスって、コートに落ちた後、滑るように、まるで地を這うように弾んでいきますよね。(スゲエ!&カッコいい!)

ジュリイが実際に見たプロ選手も、ものすごいボールを打っていました。

鈴木プロ、本村プロ、辻野プロなど、いずれも滑るようなスライスを打っていました。

※打ち返せる気がしない(汗)

しかし!

スライスって、本当に滑るの?

あなたも考えてみて下さい。

スライスって、一般的には逆回転のかかったボールです。

ということは、ボールがコート(地面)に落ちたら、逆方向に進む力が加わるので、滑るよりむしろ、ブレーキがかかって、上に跳ねるんじゃないか?

その通り。

あなたもフライ系で、逆回転のかかったボール(スライスの出来損ない?)を打ったことがあるはずです。

そんなボールはその場で力無く跳ねたと思います。

では、滑るスライスの秘密は?

その答えはズバリ!

入射角と反射角にあります。

フラットな地面に対して仮に30度の角度でボールが当たると、30度で、弾んでいきます。60度で当たれば60度で弾むはずです。

滑るスライスは、この入射角が薄い(20度とか)ため、弾む角度も薄くなります。加えて、ある程度スピードがあるため、ボールが逆回転した状態で地面に弾んだ時に与える逆方向への影響をあまり受けずに弾んでいくボールのことです。

出来損ないのスライスは、入射角が大きい(地面に対して垂直に近い角度)ため、加えて逆回転の影響を受けてしまうため、力無く上に弾むのです。

では、トップスピンはどうなのか?

同じように考えて、トップスピンは、入射角が大きいため高く弾みます。

順回転がかかっているため、地面と当たった時には前方への力がかかりますが、トップスピンは上から急激に落ちてくるため、やはり高く弾みます。

もし、順回転のかかったボールが、スライスのような弾道で地面に落ちたら、それこそ地を這うボールになります。

人間が打つのは不可能ですけどね。

人間がトップスピンを打つ場合、必ずラケットを下から上に振らなければなりません。するとボールは上に飛びます。

スライスのような弾道は打てません。

「テニサー」というボール出しのマシンをご存知ですか?

これは優れもので、ボールのスピードのコントロールはもちろん、順回転、逆回転、その強弱もコントロールできます。

ジュリイはある日、スピードをMAXで、トップスピンに設定し、そのボールを受けてみました。

これがなんと!!!!

空振り連発!!

何回受けても返せない、ラケットにさえ当たらない!

ボールがとてつもなく滑るんです。

まさに地を這うんです。

そんなボールを今まで受けたことが無かったので空振り連発したんですね。

その当時は理論的なことが分かっていなかったため、不思議でしょうがありませんでした。

あなたが「テニサー」を体験できる機会があれば、ぜひやってみることをお勧めします。

今まで体験したことの無い、プロ選手以上に滑るボールを受けることができるはずですよ?

こまめに更新していきますので、お気に入り登録と、コメントをよろしくお願いします。

フォローする