スパニッシュテニスDVDの良いところを具体的に教えて下さい ~質問と回答~

どうも!現役コーチのジュリイです。

コメントを頂いたので僕なりの回答記事を書いてみたいと思います。

頂いたコメントはこちら

かんさんより

はじめまして。テニスの本、雑誌 数百冊を読み、ブログも結構みているものです。このブログはかなり良く構成された素晴らしいものだと思います。ただ、このDVDにかんしては、宣伝してるだけだと思います。もう少し具体的に良かった点などを教えてください。

このコメントはこちらの記事「スペインテニスの秘密を知りたくないですか?」のコメント欄へ頂いたものでした。

具体的に良かった点を教えて欲しいということです。

コメントを頂いて今日まで数日が経っているのですが、実はその間ずいぶん悩んでいました。

その理由は・・・。

僕は約1カ月前にあるDVDを購入しました。

それは「ザ・ストロークマシン スパニッシュテニス」という4枚組セットのDVDです。

スペインテニスの強さの秘密を解き明かした内容のもので、ダニエル太郎選手とコーチのホゼ・アルツールコーチがメインに登場し、様々なドリルを行いながらホゼコーチが解説をしていく構成となっています。

いち早くこのDVDを手にした僕はこのDVDを全て観た感想を2回に渡ってこのブログで書きました。

こちらの2記事です。

スペインテニスの秘密を知りたくないですか?※動画あり

ザ・スパニッシュテニスDVDがあなたのストロークを劇的に変えるかもしれないというお話

僕の現在の文章力を動員して、できるだけ分かりやすくそのDVDの魅力について書いたつもりです。

しかし今回頂いたコメントでは、このDVDの良さが伝わっていないとの感想をお持ちの様子。

僕の文章力や表現力の低さに対しての素直な感想なのでしょう。

僕はそう受け取り、反省し、もう一度このDVDの魅力や良さを書こうと思いました。

が!

数日悩んだ末、DVDの良さを具体的に書くことを断念しました。

なぜならこの2記事が僕の実力の限界だと思ったからです。

すでに自分の書きたいことは書いていると思いますし、仮に絞り出して良い所を書いたとしても、過去の2記事と似たような内容になってしまうと思いました。

だから具体的な良い所を書くことは諦めて、その代わり僕がこのDVDを評価する点を書いてみます。

ザ・スパニッシュテニスDVDの評価できる点

スペインのテニスがどういったものかを、一般プレーヤーが手にできるようにDVDという形で作ったところが僕の思う素晴らしいところです。

このDVDを作った会社はリアルスタイルと言います。

スポーツ系のノウハウを映像化し、そのDVDを販売している会社です。

テニス関連で代表的なものを挙げると、

小浦武志のプロフェッショナルテニス理論 や、新井湯太加の新井流フルスイングテニス塾、他にも僕の尊敬するプロ選手、鈴木貴男プロの「TAKAOS TOP GUN TECHNIQUE」などを作成、販売しています。

他にも「失敗しようがないテニス上達法」など初心者向けのDVDや、ダブルスでのポイント獲得術に特化したDVDもラインナップされています。

※ジュリイのレビュー記事はこちら

スペインの選手は昔から世界レベルで安定した成績を残してきたので、当然他の国のテニスコーチもスペインテニスを研究してきました。

その結果、日本には「スペインドリル」というものが輸入されて、あちこちのテニススクールにも導入されました。

流れとしてはこのような感じです。

  • 日本のコーチ(チーム)が現地へ赴き、スペインテニスについて学ぶ
  • ⇒そのコーチ(チーム)が学んだことを自分でやってみる
  • ⇒そのコーチ(チーム)がスペインテニスに興味のある日本在住のコーチを集めてセミナーを開く
  • ⇒そこに参加したコーチが自分でやってみる
  • ⇒話題になったスペインドリルが雑誌等に取り上げられ、広く普及する

結局日本で広まったのはスペインで行われているドリルのみで、スペインの選手が世界で戦うために何が必要なのか?

スペイン人の持つ気質を踏まえた上でのテニスの組み立て方とはどういったものなのか?

そうしたスペインテニスの底に流れる考え方までは輸入できませんでした。

でもそれは日本プロテニス協会が悪い訳でも、増してや現地に飛んだコーチが悪い訳でもありません。

他国の慣習や文化を輸入しようとしても、無理が生じるのは当たり前です。

日本人がスペインの闘牛士の格好をしても闘牛士になれないことや、外国人が浴衣を着ても日本人には見えないことと同じです。

表面だけ真似しても、本物にはなれません。

大事なことはスペインドリルを現場で行うことではなく、スペインドリルを行うことにより得られる効果を本当の意味で理解することです。

なぜスペインドリルが生まれたか?

その背景を知った上で取り入れないと意味がないと僕は思います。

そしてこのDVDの中で、ホゼコーチはそのスペインテニスの底に流れるものを伝えながら上手く解説してくれます。

スペイン選手のプレイスタイルに以下のような共通点がありますが、それについてホゼコーチは明快な回答をしてくれます。

  • なぜネットの高い所を通す必要があるのか?
  • ベースラインより1.5メートル下がったポジションをとることにより得られるメリットとは?
  • フルスウィングすることがなぜ重要なのか?

これらの答えをホゼコーチは持っており、そしてそのスペインテニスが世界に通用している以上、説得力もあります。

作ったことに意義がある!

僕が何よりも評価できるところは、こうしてスペインテニスというものを一般の日本人(僕も含めて)が手にできるようにしたところが素晴らしいと思いました。

しかもきちんと日本語訳がされていて、さらに日本人国籍を持つダニエル太郎選手がメインで出演していて、日本人に向けて丁寧に作られているところも評価できます。(※実はこのDVD、海外からも注目されているらしいです)

欲を言えば、もう少し安く販売価格を設定してくれると嬉しかったですが、何人ものスタッフを現地スペインまで派遣し、ホゼコーチ始め、ダニエル太郎選手や他のプロ選手も登場するために経費が膨らんだのかもしれません。

ホゼコーチスクショ

まとめると、僕の一番評価できる点は、日本にスペインテニスの考え方が分かるように、日本人に向けてDVD化したところということになります。

日本プロテニス協会はこうしたやり方を見習うべきではないでしょうか?

リアルスタイルは会社なので利益を追求しなければいけませんが、その代わり買ってもらうために高いクオリティを持つ商品を作りました。

日本プロテニス協会は社団法人であり、利益を追求する組織ではありません。

しかし、だからこそもっと日本のテニスのレベルアップにつながることが工夫しだいでできるのではないか?と思いました。

リアルスタイルと同じことを日本プロテニス協会がやれば、リアルスタイルの販売価格の半額以下で作ることも可能なのではないかと思いますが、どうでしょう?

かんさんへ。

要望にお応えできなくて申し訳ないですが、今の僕の精一杯がこれなのでどうかご容赦下さい。

またご質問などあればお待ちしています。

また更新します。

ありがとうございました。

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