テニスの上手い人がテニスの強い人とは限らない

どうも!現役コーチのジュリイです!

あなたの身の周りにもテニスの上手い人が一人くらいいると思います。

この人にはとても敵わない!なんて思ったこともあるのではないでしょうか?

ところがいざ試合となると、フォームがキレイでどんなショットも卒なくこなす人が意外と1回戦、2回戦で負けてしまったりすることがよくあります。

逆にフォアハンドしか取り柄がないような人がぐいぐいと勝ち進んでいくこともよくあります。

これはどういうことなのでしょうか?

この2人が対戦すると何が起こるのでしょうか?

完全なフィクションですがどうぞお楽しみ下さい。

フォームが綺麗で器用な人=出木杉

フォームが綺麗でどんなショットも穴が無いように見える、ザ・テニス上級者の出木杉さんは、本人も自分が何でもできることを自覚しています。

プレイスタイルもオールラウンドで、ストロークもできてネットプレイもこなします。

欠点と言えば、自分の思い通りにいかない時にイライラすることくらいです。

フォアハンドしか打てませんが何か?な不器用な人=フォア男

フォアハンドストロークだけは死ぬほど練習してきたので、ボールの質には自信があります。

ただその他のショットはハッキリ言って苦手です。

サーブはそこそこ打てますが、バックではなるべく打ちたくありませんし、ネットに近づくと鳥肌が立ってくるので近づかないようにしています。

<出木杉VSフォア男 シングルス1SETマッチ>

フォア男がリターンを選択したため、出木杉のサービスゲームからスタートしました。

出木杉はサーブとネットプレイで簡単にキープしました。

続くフォア男のサービスゲームも、出木杉のネットプレイやフォア男のミスが重なり出木杉が取りました。

さらに次の出木杉のサービスゲームも出木杉のサービスエースが連発し、難なくキープ。

ゲームカウント3-0で出木杉リードです。

流れが変わったのはここからでした。

フォア男は中ロブを混ぜてスローテンポのラリー戦に持ち込みます。

出木杉はライジングで仕掛けますが、フォア男はベースライン深くに構え、つなぐことに徹しているので簡単にはミスをしなくなりました。

出木杉はフォア男のフォアハンドと勝負すると分が悪いので、フォア男のバックへとボールを送ろうとしますが、フォア男はそれをフォアハンドで回り込んで打ってきます。

その回り込みのフォアハンドが強烈で、特に逆クロスへのフォアハンドで出木杉はコートの外に追いやられます。

さらに甘いボールはそのままストレートにエースを決められます。

フォア男にバックで打たせることができた時も、フォア男は無理をせずキッチリとクロスへ山なりのボールを返します。

出木杉はアプローチを打ってネットに出たいところですが、フォア男のつなぎボールが徹底して山なりボールのため、コートの中からアプローチを打てず、それでも無理して打つと、今度はフォア男の強烈なフォアハンドのパスが飛んできます。

出木杉はスライスを使ってペースを変えようとしますが、フォア男のすることは決まっていて、フォアで打てるボールは多少強引でも回り込んでフォアハンド。

バックはスピードはありませんが、深く返してきます。

出木杉はラリーにある程度は付き合いますが、このパターンのラリーに先が見えず、焦ってネットに出ますが、甘いアプローチはパスで抜かれます。

かといって、フォア男のフォアサイドにボールを送ると、強烈なフォアハンドでラリーの主導権を奪われます。

スコアもいつの間にか逆転され、ゲームカウント4-5でフォア男のリードとなりました。

競っているスコアのように見えますが、出木杉の心はすでに折れていました。

最後のゲームもフォア男がキープし、ゲームカウント6-4でフォア男の勝利となりました。

フォア男の勝因は何だったのでしょう?

それは自分のできることとできないことを自覚し、それに合ったプレイを貫いたことにありました。

それはこのような感じです。

  • できるだけフォアで質の高いボールを打つ
  • 多少のボールも回り込んでフォアで打つ
  • バックはクロスへ、できれば深く返球するが、ミスしなければOK
  • とにかく走る!

たったこれだけです。

一方出木杉の敗因は何だったのか?

  • プレイに一貫性が無い
  • 相手の強みと弱みを分析できていない&対応できていない
    (フォア男にネットでプレイさせるなど)
  • メンタルの弱さ(簡単に勝とうと思っている)

こんなところでしょうか?

あなたは出木杉とフォア男の試合で何か感じることがありましたか?

どちらかに感情移入できましたか?

もし何か思うことがあったとしたら、ぜひコートで活かして欲しいと思います。

コメント等もお待ちしています。

また更新します。

ありがとうございました。

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コメント

  1. ジュリイ ジュリイ より:

    ドナドナさんのお母さん、こんばんわ。
    ドナドナさんは卓球部に入っているんですね。
    卓球を否定はしませんが、やはり僕の立場から言えばテニスをして欲しいところです。
    恐らく中学校に硬式テニス部が無いのだと思いますが・・・。
    小学校でテニスを始めて上手くなってきても、日本の中学校では部活動に硬式テニス部の無い学校がほとんどです。
    ソフトテニスのあるところは多いですが、僕から言わせるとソフトテニスと硬式テニスは全く違う種目です。
    ここに日本のテニスのレベルが足踏みしてしまう原因があると僕は思っています。
    ドナドナさんにはぜひ硬式テニスを続けて欲しいと思います。

  2. ジュリイ ジュリイ より:

    へたれコーチさん、こんばんわ。
    なるほど!
    フォア男タイプですか。
    何を隠そう、僕は出木杉タイプなんです。
    いわゆる器用貧乏ですね。
    そこを突き抜けた存在のフェデラーになりたいと思っていますが(笑)

  3. ドナドナの親 より:

    こんばんは。中学の部活は毎日忙しく、テニスは土日に部活を早退して、バスをつかって通ってくれるようになりました。卓球はテニスとくらべたら、わりとはやく簡単にラリーはつづくようになり、上達がはやいみたいで、あとカットとスライスをマスターしてカットマンを目ざせば、秋の校内戦は先輩たちに勝てるきがするって言ってます。友達4人で入部したので、微妙に強気で、温泉卓球状態で練習してるから、先輩たちから超嫌われてるよーって、なんか中学はいって、強くなった気がします。卓球はうてるようになってうれしいというより、うってもうっても打った気がしないってぼやいてて、卓球の素振りもストレスがたまってきてて、家帰ってテニスラケットをビュンビュンすぶってるので、たぶん、そのうち卓球はあきるんじゃないかと思います。
     

  4. お久しぶりです。へたれです。

    自分はまさにフォア男タイプのプレイヤーで高校時代は一見勝てそうに無い相手に勝ってしまうことが結構ありましたw

  5. ジュリイ ジュリイ より:

    ドナドナさんのお母さん、こんばんわ~
    シングルスは相手コートに1本でも多く返すことが大事ですからね。
    山なりボールが悪い訳ではなく、使い方しだいですね。
    ドナドナさん頑張ってますか?
    中学生になると小学生のころよりボールのスピードが速いので一気にレベルが上がりますから大変だと思います。

  6. ジュリイ ジュリイ より:

    あつさん、こんばんわ!
    女ダブはまさにあるあるですね~(^-^)
    クセのある人ばっかりですよね(笑)
    でも自分(自分たち)のテニスを貫いている方が強いことってあると思うんです。
    >>最近、漸く「我慢すること」を覚えてきたところです(苦笑)
    ガマンも大事ですね~(^-^)

  7. ドナドナの親 より:

    こんにちは。娘の小学校のころの試合は特に女子はネットに顔が近づくのも自分が近づくのもいやだったらしくコートの一番遠いとことに打てばいいって、これを読むとクロスの深いところですね、特に女子のときはずっと、バッグもフォアも山なりのボールしか打ってるとこしかみたことなかったから、そこそこ勝てたんだと思います。今はあのスクールにいったからしみついちゃったんだわーって、だいぶゆがんでますが、今は普通の状態でつなげるときにうってるみたいなので、ゆがんでるけど,これを読んだら、それはそれでよかったのかなって思います。

  8. あつ より:

    おはようございます。
    女ダブは当にこの光景あてはまりますね(*_*)私はメンタル面など出木杉タイプで一発で決めてやろう !と思っちゃうのでやられっぱなしでした(笑)
    最近、漸く「我慢すること」を覚えてきたところです(苦笑)