大学テニス部、夏合宿の真夜中の事件と女子ブラスバンド部との文通の儚い想い出

僕が大学1回生、18歳の夏の話です。

「合宿」と聞くと、心躍る人もいるかと思いますが、当時の僕たちにとってはそうではありませんでした。

高原なので、涼しいのは良いのですが、コート面数が多い=1人当たりのボールボーイ(ボーラーと呼ぶ)が担当する範囲が広くなる=しんどい、ということになります。

先輩方の洗濯は1回生の仕事なので、練習が終わっても休む時間はありません。

しかも、合宿名物、「ペッパー」「コロコロ」というシゴキとも呼べる、1回生だけの練習メニューがあると聞かされて、合宿に行く前から憂鬱でした。

真夜中に起こった事件とは?

毎日疲れ果てて、布団に入り、ぐっすり眠る毎日でしたが、ある日の真夜中に事件が起こりました。

その日も1日中声出し(練習中ずっと「ファイト、ファイト~」と大声で言います)と、ボーラーと練習で疲れ果て、布団に入れば一瞬で眠りに落ちました。

1回生の部屋は8畳で6人の部屋でした。

僕は眠りにつくのが早い方で、周りの騒音があっても気にならない方でしたが、同期のノッポの歯ぎしりがうるさいらしく、他の同期のメンバーはノッポより早く寝ようとしているようでした。

しかし、皆疲れているので、程なくして眠りに落ちるのですが、全員が寝静まった真夜中の2時ごろでしょうか。

突然ノッポが叫びました。

「ファイト!ファイト~!」

( ゚Д゚)!!!!

ノッポ以外の全員が飛び起きました!

そりゃあそうです。8畳の狭い部屋で、しかも真夜中にめちゃくちゃ大声で「ファイト!ファイト!」をやられたら、誰でも飛び起きます。

ノッポ以外の全員が起きて、叫んだ犯人であるノッポの首をしめてやろうか、という意見だったり、眠っている時も練習しているノッポが可哀想だ、という意見だったり、ざわざわしていると、、ノッポがむっくりと起きて、こう言ったのです。

「お前ら、うるさいぞ!」

( ゚Д゚)!!!!!

次の瞬間、全員で殴り掛かったのは言うまでもありません。

商業高校のブラスバンド部との文通は、儚い思い出でした

と、しんどいことも多いけど、充実した夏合宿を過ごしていると、いつの間にか同じ宿舎に、どこかの高校のブラスバンド部がやってきたのでした。

その高校は商業高校らしく、部員はほとんどが女子ばかり。

むさ苦しい合宿生活の中、まるで一輪の花が咲き誇っているように僕には思えました。

その日からはブラスバンド部が気になって仕方ありません。

窓から向こう側が見えないか、と首を伸ばしていると、先輩に見つかり怒られたりしましたが、そんなことよりどうやって仲良くなるか?そればかり考えていました。

同じ宿舎なだけに、多少話をすることもできて、気になっっていたお目当ての子とも、少しだけ話ができましたが、ブラスバンド部の合宿は、2泊3日らしく、明日にはどこかに帰ってしまう、と聞きました。

これはどうにかしないと!( ゚Д゚)

と思っていると、その高校の先生の粋な計らいで、夜に皆で歌を歌って踊るので、参加しないか?と誘ってくれたのでした。

同期に洗濯当番を代わってもらってでも行かねば( `ー´)ノ

用事を片付け、洗濯を押し付け、ノッポと2人で庭に駆けつけ、高校生の女の子たちとマイムマイムを踊りました(笑)

次の日、ブラスバンド部が帰ってしまうのが分かっていたので、ジュリイはある決心をしました。

文通を申し込もう・・・

お目当ての子に手紙を渡し、文通して欲しいことを伝えると、OKとのこと!

この時初めて、合宿来て良かった!と思いました。

20年以上も昔の話ですが、何故か今でも昨日のことのように思い出します。

ジュリイの青春の1ページはあなたにどう映ったでしょうか?

ちなみに文通はわずか2通で終わりを迎えました・・・。

こまめに更新していきますので、また見て下さいね。

ありがとうございました。

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