テニス初心者への指導方法

どうも!現役コーチのジュリイです!

テニスを始めて1カ月(4回)でストローク、ボレー、サーブまでが相手コートに返るようになった方のお話をしようと思います。

あなたが全くテニス初心者の場合や、初心者の方に1からテニスを教える立場の方に参考になればと思います。

生徒プロフィール

この方は50代女性。

1カ月前に体験レッスンから入会し、テニスは今回で5回目になります。

今まであまりスポーツをしたことがなかったが、体験レッスンでテニスの楽しさを感じて頂きご入会に至りました。

この方は体験レッスンの時からジュリイが担当しています。

テニスのスウィングはおろか、ラケットの握り方さえ知らない状態からのスタートでした。

テニス初心者はフォームより感覚を重視

テニス初心者にとっての最初の課題はラケットの長さに慣れること。

そしてスウィートエリアでボールを捕えれば、そんなに振らなくてもボールが飛んで行くことを覚えてもらうことです。

ジュリイが行ったストロークの導入方法ですが、

4メートルくらいの距離から手出しでボールを送り、そのボールをラケットに当てて送球者(ジュリイ)に返球する練習をします。

この時はグリップだけ教えますが、スウィングは教えていません。

僕は形から入るより、スウィートエリアに当たる感覚を覚えてもらう方が大事と考えています。

徐々にスウィートエリアに当たる回数が増えてきたら少しづつ距離をとり、ネット近くまで離れていきます。

ボールに飛距離を出そうと思うと、ついラケットを振ろうとしてしまいます。

なので手打ちにならないよう、横向きの身体を正面に向ければラケットが自然に出てくることを教えます。

この練習の目的はスウィートエリアに当てることなので、大きくボールが逸れても気にせず、むしろスウィートエリアに当っている証拠だと褒めてあげます。

ボールがネットを越えることが多くなったら、フォロースルーを教えます。

すると、ある程度テニスのスウィングになります。

フォア、バックストローク共に同じように段階を踏んで、少しづつ目標をクリアできるように簡単なことからステップアップしていくことが本人の自信にも繋がります。

いきなり難しいことをさせないように注意します。

もちろん少しでも上手くできれば、それを認めてあげるような声掛けをしていきます。

次はラリーにチャレンジです。

先ほどの練習では、コーチが相手の打ちやすいところへボールを送っていたので、ラケットに当てるのはさほど難しくないのですが、ラリーは別です。

ラリーになると、コーチがどれだけ打ちやすいところへボールを送っても、必ずバラつきがでてきます。

これが初心者にとっての次の障害です。

初心者の方は、ボールが弾んだ後、ワンバウンドしたボールがどのあたりに来るのかが掴めません。

球技を経験した人は比較的呑み込みが早いのですが、この方は全くの初めてなので、普通にラリーをしようとしてもなかなかボールがラケットに当たりません。

当たらないことを確認したジュリイは、素手で行うワンバウンドキャッチボールをしました。

ワンバウンドキャッチボールも、少しづつ難易度を高めていきます。

前後左右にボールを送り、ボールのスピードと高さによってツーバウンド目がどのあたりに来るのかを掴んでもらいました。

そして再びラケットを持ってラリーをすると、ある程度ボールの来るところまで足が動くようになっていました。

足が動けばラケットに当たるようになり、ネットを越えるようになってきます。

ラリーが続けば楽しいものです。

打ち方は問わず、指導者はとにかく続けてあげることが大事です。

僕はいつも、

「先ほど練習した打ち方は、いったん忘れてくれて構いませんよ」

「打ち方よりも加減が大事です。強くラケットを振らず、ラケットの真ん中に当てることだけを考えましょう」

こんなふうに声を掛け、初心者の方に安心してもらえるようしています。

ボレーの指導も考え方は同じで、ストロークと同じようにラケットのスウィートエリアに当てるところから始めて、少しづつステップアップしていきます。

この方はまだテニスを始めて5回目ですが、すでにラリーが20回以上は続くようになりました。

全く初めての方が上達していくのを見るのは、指導者にとって嬉しいものです。

今はマンツーマンで指導しているということも上達の一因だと思いますが、生徒のレベルに合わせて段階的に指導することが重要です。

グループでのレッスンになると、それを行うのが少し難しくはなりますが、考え方は同じですね。

※こんな記事もあるので、こちらも参考にして下さい⇒テニス初心者、初級者にぴったりのDVDがありました!

※練習内容、メニューなどはこちらの本が参考になります⇒基本が身につく テニス練習メニュー200 (池田書店のスポーツ練習メニューシリーズ)

こまめに更新します。

ありがとうございました。

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