テニスコートのサーフェス別の特徴と有利なプレイスタイルって?

どうも!現役コーチのジュリイです!

あなたは普段、どのようなテニスコートでプレイされていますか?

テニスコートにはいくつかの種類(サーフェス)があります。

種類(サーフェス)が違うことによって、様々なところに影響が出てきます。

まずは普段あなたがプレイしているテニスコートの特徴を知りましょう。

コートごとの特徴を知っておかなければ、初めて訪れたテニスコートに戸惑うだけでなく、ケガをしてしまうことにもなりかねません。

そしてその特徴を知ることにより、落ち着いてプレイできるようになり、どのようなプレイをすると自分に有利にとなるのか?そしてさらにどんな特徴のあるプロ選手が活躍しそうか?などの予想もできるようになります。

<ハードコート>

◆素材

セメント、アスファルトを使用。表面のコーティングの仕方によってボールの跳ねるスピードに特徴が出る

◆特徴

固い素材のため、ボールが高く跳ねる。イレギュラーバウンドしない

◆有利なプレイスタイル

スピンよりボールスピードを重視するタイプ。イレギュラーしないため、ライジングショットが打ちやすい。高く跳ねるスピンサーブも有効。

<クレーコート>※アンツーカー、レッドクレーなどと呼ばれることもあり

◆素材

土を固めた地面の上に石灰岩とレッドクレーを敷いたもの。赤褐色の土を使用するのでレッドクレーと呼ばれる。

◆特徴

バウンド後、ボールスピードが落ちやすい。イレギュラーバウンドしやすい。ボールの落ちた跡が残るため、アウト、インのジャッジの材料として使われる。

◆有利なプレイスタイル

ボールスピードが落ちやすいため、長いラリーに耐える粘り強いプレイができるタイプ。しっかりスピンをかけた、ストローク重視のプレイスタイルが有利。プロレベルでは、スライドフットワークを上手く使えることが必須。

<グラスコート>※ローンコートとも呼ぶ

◆素材

天然芝を使用したコート。日本ではほとんどお目にかかることはない。

◆特徴

バウンド時、ボールの勢いが落ちず、高く弾まない。コートが荒れているとイレギュラーバウンドがよく起こる。滑りやすい。

◆有利なプレイスタイル

高速サーブの打てる選手が圧倒的に有利。昔はサーブ&ボレーが有利とされたが、ラケットとフットワークの進化により、最近はそれほどでもない。

<砂入人工芝コート>※オムニコート

◆素材

人工芝に砂を敷き詰めたもの。

◆特徴

バウンド後のボールはスピードが落ちやすい。ボールの回転がバウンドに影響しやすい。砂の入り具合により、滑りやすくも止まりやすくもなる。

試合が進むにつれ、ボールが毛羽立って球足が遅くなる。

日本では非常にメジャーだが、世界の公式戦では認められていない、ある意味ローカルなコートサーフェス。

◆有利なプレイスタイル

ボールスピードが遅いため、粘り重視のストローカーが有利。回転量の少ないボールは滑りやすいため、フラットサーブが有効。芝がボールを噛みやすいため、キックサーブが有効。

それぞれの国の気候や風土、歴史によって様々なコートサーフェスがあります。

アメリカはハードコートが多く、ヨーロッパはクレーコートが多いなどですね。

良いか悪いかは別にして、日本は砂入人工芝コートが多いです。

プロ選手の得意なコートは、その選手がどのコートサーフェスで育ってきたかに影響します。

例えばスペインは、ほぼ全てのコートがクレーコートです。

クレーコートといえばフレンチオープンですが、スペインの選手は過去何人も優勝しています。

ナダルを筆頭に、フェレーロ、コスタ、モヤ、ブルゲラ、などスペイン選手が大活躍しています。

コートサーフェスがテニスのプレイに与える影響は思いのほか大きいと言えます。

特にプロの世界では、ほんの少しの差が大きく影響してきます。

もちろんプロ選手も、それぞれのコートサーフェスに合わせて練習し、調整して来ますが、何千万球も打ち続けた結果手に入れた自分のプレイスタイルですから、そう簡単には変わりません。

ハードコート育ちのアメリカ人プレーヤーが、幼いころからクレーコートに慣れ親しんだスペイン選手のスライドフットワークを簡単には真似できないのです。

こういった視点で4大大会を観ていくと、また違った視点で観戦できるのではないでしょうか?

おまけ

全てのコートでプレイしたことがあるあなたは相当なテニス通だと言えますね。

ちなみにジュリイは未だにグラスコート(天然芝)でプレイしたことが無いので、一度はプレイしたいと思っています。

こまめに更新します。

ありがとうございました。

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