ブレイクできる!リターンの3つのポジション

どうも!現役コーチのジュリイです!

今回はリターンのポジションについて書いてみようと思います。

男子テニスの試合ではサービスキープが基本となりますが、どこかで相手のサービスゲームをブレイクしなければ勝てません。

1本でも安全に返すにはどうすれば良いか?

リターンから主導権を奪うにはどうすれば良いか?

カギはリターンのポジションにあります。

もちろんプレーヤーの技術も大事な要素ですが、ポジションを変えることより守備的リターンや攻撃的リターンを状況に応じて打ち分けることができれば、相手に簡単にサービスキープをさせない(ブレイクのチャンスを得る)ことに繋がります。

リターンのポジションを考えてみる

ポジション① <守備的ポジション>

ベースラインより下がったポジションでのリターンです。

特徴は、時間的余裕を持ちやすく、落ち着いて打ちやすいです。感覚としてはストロークに近い感覚で打てるので、長いラリーに持ち込みたい場合にお勧めです。

角度のついたサーブを打たれると苦しくなりやすいので、ワイドへ切れるサーブには注意しなければいけません。

このポジションを好む代表的な選手 → ラファエル・ナダル

ポジション② <攻撃的ポジション>

ベースラインの中に入ったポジションのリターンです。

特徴は、相手のサーブ逃げていく前に打つことができるため、守備範囲は狭くて済みます。成功すればサーバーをいきなり追い込むこともできますが、高速サーブに対するリターンは難しく、ミスも増えやすいと言えます。

このポジションを好む代表的な選手 → ロジャー・フェデラー、錦織圭

※写真の錦織選手はかなりベースラインより下がっていますが、相手がサービスモーションに入ると同時に前進してコート内まで入ります。

ポジション③ <ニュートラルポジション>

ベースラインから少し後ろからライン上のポジションでのリターンです。

①②の中間ということで、大きな特徴はありません。相手のサーブが速い場合はさらに少し下がり、遅い場合は逆に前にポジションを取る、臨機応変なスタイルです。

このポジションを好む代表的な選手 → ノバク・ジョコビッチ

あなたはどのポジションでプレイしたいですか?

自分の好みでポジションを選ぶのも良いですが、状況によってポジションを変えることができれば、プレイの幅が広がり、ブレイクのチャンスも増えると思います。

例えば、1stサーブは③のポジションで、2ndサーブは②のポジションで打つとか、ゲームの1ポイント目は慎重に行くために①のポジションを取るとか、ブレイクポイントの時だけは積極的に②のポジションで打つ、などです。

また試合が進むと、相手のサーブの傾向が見えてきたりします。

デュースサイドのセカンドサーブはワイドに来ないとか、アドサイドのセカンドサーブは必ずスピンでバックに入れてくる、などです。

そのような特徴が分かれば、ヤマを張って回り込んでフォアハンドを叩き込むこともできますね。

リターンゲームは相手のサービスゲームなので、相手に取られて当たり前です。

試合慣れしていない人に多いのが、全てのゲームを取ろうと全力でプレイする人です。

1セットマッチなら、自分のサーブをキープすれば、後は5回のリターンゲームのうち1回だけブレイクすれば良いのです。

ということは、ミスを恐れず思い切ったプレイにトライすることもできるというものです。

取られて当たり前なんですからね(;´∀`)

いつも同じポジションでリターンするのではなく、相手のサーブのスピードや、ワイドサーブのキレ、セカンドサーブの傾向などにより、少しポジションを変えてみればきっとリターンゲームを有利に運ぶことができるはずです。

このリターンのポジショニング、何もシングルスに限った話ではありません

ダブルスにも応用できますので、ぜひ取り入れてみて下さいね。

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こまめに更新します。

ありがとうございました。

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